当身技(あてみわざ)の意味は、身・重みを当てる打撃技。体当たりの感覚で威力を当てる、パンチやキックなどの攻撃です。甲冑・鎧兜を装着した状態での挙動、身体がとても重い状態をイメージしてください。「速さ(動作のスピード)」ではなく、「早さ(動作が小さい)」がポイントです。
重みを振り回さない動作
体重を支える筋肉・骨格の感覚
表面を叩くのではなく芯を打つ意識
当て身での拳は、ペットボトルを握っていても、中の水が暴れません。お盆の上にのせた飲み物をこぼさないように運ぶ所作に近い感覚です。