防御の流れも、タイミング(拍子)によって変化します。1歩踏み込んで避ける1拍の防御。左手、右手と2回連続して手を触れる2拍の防御。左、右、左と3回連続で触れる3拍の防御。
この3つの拍子を使い分ける(あるいは、組み合わせる)ことで、相手に重みを預けて居着かせるタイミングをずらすことができます。そして、合わせた重みの方向を変え、相手の姿勢が崩れたところに反撃(打撃・投げ)を入れます。
防御の拍数によって足の歩数が変わりますので、相手との距離・位置関係も変化します。打撃や投げで反撃する際に、手だけにこだわらず、拳、腕、肘、肩など感覚的に当てやすい(届きやすい)部位を使ってください。