柔之術 武芯館

- 体のバランスで身を守る護身術 -

相手に重みをのせた状態をキープしながら動く

 

 

肘を軽く曲げて、片手を壁に付けた状態から、少しずつ肘を伸ばしていきます。ポイントは、重みを壁に預けている感覚をキープしながら、壁から遠ざかっていく感じです。

 

例えるなら、自動車のタイヤ交換で「ジャッキアップ」しているようなイメージでしょうか。肘の角度(曲げ具合)が真っすぐになることで、重みの圧力をキープしながら自分が移動。壁を押すのではなく、肘を伸ばすイメージです。

 

今後は逆に、肘を少しずつ曲げて壁に近づいていきます。手のひら(壁との接点)に圧力を感じながら、肘の角度で壁との距離をコントロールする感覚を意識してください。